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PHILOSOPHY

トップメッセージ

Top Message

エコテクノロジーで
不断の変革と成長を目指す

代表取締役社長執行役員

菅 正道

KAN SEIDO

私たちは、2025年4月1日に、20年来慣れ親しんできた星光PMCという社名を「CHEMIPAZ」に変更いたしました。社内で半年近い議論を重ね、全社員が一丸となって実行力とスピード感を持って変革に取り組む、という意思と想いを込めて創り出した社名です。
新社名「CHEMIPAZ」には、私たちの原点である化学を表すCHEM、社員、私たちの製品がお役に立つお客様や社会の人々を表すP、「AからZ」を表すAZを繋げることで、化学の領域から幅広く様々なシーンで貢献したいという意味を持たせています。
名称は変わりますが、お客様に対する質の高い製品・サービスのご提供を心掛け、環境・社会への貢献を果たしていく点については些かの変更もございません。引き続き新生「CHEMIPAZ」グループに、従前同様のご支援を賜れればと存じます。

CHEMIPAZグループは、製紙用薬品の製造販売を祖業とし、現在に至るまで事業領域や地域的な拡大を続けてまいりました。2014年に機能性モノマーを扱うKJケミカルズ、2019年には粘着剤メーカーである新綜工業(台湾)をグループに迎え入れ、また地域面でも2005年に中国、2019年に台湾、2022年にはベトナムとアジアにおける生産拠点網を拡げております。
また、新たな製品群としては、KJケミカルズの低毒性な機能性溶剤や、新綜工業の無溶剤UV硬化型粘着剤の需要拡大が見込まれる他、セルロースナノファイバー複合樹脂STARCEL®や、非フッ素系耐油コート剤、バイオフィルムコントロール剤など、当社技術を活かした開発品の拡販・用途展開も進んでいます。これら製品はいずれも、日常生活の快適さや心地よさの実現にお役に立ちながら、社会全体の環境負荷低減への貢献も果たすという面で、まさに当社の新しいミッション、「くらしをここちよく、みらいをあたらしく」を体現する製品であり、今後MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に沿った当社グループの成長を支えてくれるものと期待しております。

当社は2024年1月に、世界有数のプライベート・エクイティー・ファンドであるカーライルの出資を受けて非上場化し、これを機に、様々な取り組みを実施しています。昨年7月には、技術力を活かしてニッチな分野でトップ企業となることを目指す中期経営計画を策定しました。計画では、海外展開の加速や既存事業の再構築、新製品・新事業の創出を柱としております。その一環として、同10月に事業組織を変更し、製紙用薬品事業および樹脂事業と、子会社のKJケミカルズが担う化成品事業および台湾の新綜工業が展開する粘着剤事業を各々統合し、二つのビジネスユニットに大括りにして、資源の最適配分や効率性の向上、事業内外のシナジー創出を目指す体制といたしました。

また、人財基盤の強化にも力を入れております。「自ら考え挑戦する人財が育ち、活躍できる企業環境を整える」という基本方針の下、様々な施策を展開しています。具体的には、やりがいと達成の喜びを感じられる人事制度への改定や、グローバル化に根差したDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の推進などを行っております。

既存の事業基盤を環境変化に即して再構築し、併せて伸長分野の成長を加速させるための様々な施策を進めてまいります。グループを挙げて、中計で掲げた目標の達成にまい進することで、よりよい未来を創り出すための役割を果たして参ります。
今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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